7月7日(日)千葉県市原市市民会館で「第21回クラブリーダー・スタッフ研修会」が、65名の参加者で開催されました。
講師は、松戸SD協会の山岸和子さん(一般社団法人アンガーマネジメント協会アンガーマネジメントファシリテーター)でした。
「アンガーマネジメントって何?S恊の機関紙に連載されていたらしいが、あまり真面目な読者ではない私には記憶が無い」テーマを聞いた時の感想でした。
・アンガーマネジメントとは、怒りをコントロールする心理トレーニングとのこと、怒らないことではないそうです。
怒りのタイプ分けやその正体の説明があり、スクエアダンス(SD)の場面での怒りに話が移りました。聴講者をグループに分け、SDのどんな時にイライラしたり・腹が立ったかを話し合い、何人かが発表。(守秘義務があるので書けませんが)かなり生々しい内容もあり、ここで今回のテーマが一気に身近に。
・次に、アンガーマネジメントのテクニックについて、一般的なお話。
「衝動のコントロールとして6秒間行動を我慢すると、怒りがクールダウンする。」というのは、実践してみようと思いました。6秒待つための対処術として、怒りの温度(点数)を測るとのこと、先ほどのSDでの具体例について、1~3点の軽い怒り(不愉快)から10点の人生最大の怒りまで各自が点数を付けました。
また、対処術の2として、意識を他に向ける5つの方法も提案されました。
この辺りでは、あちこちから共感や笑い声が・・・。会場のテンションも上がってきました。
・次は思考のコントロール。無駄な怒りにイライラしなくなる方法。
怒りの正体とそれが生まれるメカニズム、思考のコントロール(①許せるゾーン、②まあ許せるゾーン、③許せないゾーンの3重丸)の説明と各自の怒りがどのゾーンかの確認。
・後半は、行動のコントロール、アーサティブコミュニケーション(相手の主張や立場を大切にしながら、自分の思いを率直に、その場に合わせた表現で伝えること)、効率的な褒め方と続き、最後は楽しい例会にするための意見や感想の発表でした。
限られた紙面では内容を十分お伝えできませんでしたが、興味のある方はS協機関誌No.282~285をご覧ください。
今回の感想は、「アンガーマネジメントを、SDだけでなく、普段の生活にも活かしたい」というものでした。
参加者の皆さんお疲れ様でした、如何でしたでしょうか、有意義な時間を過ごされたと思います。講師の山岸さん有難う御座いました。
尚6月に行われました「日連」SD公認指導者研修会にてもこの講習会が実施されております。
クラブリーダー・スタッフ委員会 青木健一