第28回県SDコーラー研修会が、2022年2月20日(日) 13時半~16時、千葉市・花見川公民館を基地に、県の研修会としては初めてのオンライン(ZOOM)で55名(スタッフを含む)の参加で開催されました。

進行の窪園コーラー研修会委員長から本日のZOOM研修の注意事項の説明。

最初に川崎県連会長より挨拶があり、コロナ禍状況下の県内クラブの活動状況、11月5~6日に開催予定の県主管の関東甲信越SD/RD講習会の説明等がありました。

研修内容

1)「S協関係について」  講師 栗坂溢實氏 (我孫子SDC)
最近変更になった動作の定義について説明がありました。
BASICでは
1.Lead Left
2.Revers Wheel Around が定義に追加。
PLUSでは
1.Spin Chain the Gearsの修正
2.Spin Chain and Exchange the GearsについてはSTYLINGの部分に多少の追加表示
3.Triple Scoot がアドバンスから移行
4.Track ⅡからTrack 2に表記変更
その他C1、C2、C3についても一部改定が行われた。
次にS協ライセンスについては、コーラー、キュアー、カントリーのライセンス取得者データベースの人数の報告がありました。

2)「遠隔SD例会について」  講師 入戸野尚子氏(クローバーリーフSQ)
コロナ禍で通常の例会が出来ない中で、遠隔地のSD例会に参加の紹介がありました。
会場側、ZOOM側のPC他機材設置の具体例や開催及び参加にあたっての注意事項(事前テスト、音響確認)等の興味深い情報を頂きました。

3)「クラブの使用機器について」  講師 小倉正雄氏(さくらSQ)
昨年、県連で調査した「クラブ使用機器調査」の結果と動向について解説を頂きました。
例会やパーティにおいて、会場・参加人数に見合ったトラブルの出ないような機器の接続(アンプ・スピーカー)について説明がありました。マイクは自分の声質に合った機種を選ぶこと、取扱い等注意が必要との事でした。又、小倉さんからもリモート例会に小型で便利な機器の紹介がありました。

4)私のSDコールストーリー   講師 森口久江氏(市原ファミリーSQ)
森口さんのSDは1994年の市原ファミリーでのビギナー受講に始まり、1996年には全国講習会でA1コースを受講しコールの勉強をスタートされました。
例会でコールをする様になってから近隣のサークルに遊びに行った時や、ビギナー修了パーティでコールをさせて頂いたそうです。千葉県は周りのクラブが仲良しでコーラーの交流があり、恵まれた環境にあるようです。
新規立上げクラブのお手伝い(ビギナー講習)をした時にはクラブでのやり方では動いてもらえず、教える難しさを感じコーラーとしてすごく勉強になったそうです。
誰のためにコールをするのか?ダンサーの求めるものは何なのか?誰に楽しく踊って貰うのか?を考えるようになりダンサーの様子・会場の雰囲気・コールをしていない時の自分を見直す様になったそうです。
全国コンベンションでのコールをきっかけにゲストコーラーとしてお声がかかるようになり、東京近郊はもとより兵庫県・西宮SDC(2年連続)、広島県・アーリーバードSQ等県外クラブからも招聘されるようなりました。
ゲストコーラーとして呼ばれるとコールも12~16チップと多くなるので、時間帯を考えて選曲されているそうです。
皆さんへのアドバイスとしてはコールの機会を頂いた時には全力で、ダンサーである時は楽しんでスマイルで、いつも誰かが見ている事を忘れずに・・・ です。
選曲・サイトコールの勉強法等、質問にも丁寧に答えて頂きました。

今日の講習を今後の活動の一助にしていただけたらと思いますとの石崎県連副会長のご挨拶で終了しました。

以上、オンラインでの初めての研修会で2時間半と短い時間でしたが、参加者からも積極的な質問等もでて、有意義な研修会であったと思います。

講師の皆様、スタッフの皆様また参加の皆様ご協力ありがとうございました。

お疲れ様でした。

記  出藏